タイ旅行でインターネットに接続するための最適なeSIMは？

タイ旅行を計画する際に、スマホを海外にいても普段通り使いたいと思ったことはありますよね？

この記事ではタイでインターネットに接続できる旅行者向けeSIMをご紹介します。eSIMを利用すれば、ローミングの高額な料金を支払うことなく、または公共のWi-Fiネットワークで個人情報を危険にさらすことなく、インターネットを使用することができます。

最適なeSIMを比較する場合は、速度、データ量、サポート面、価格、利用期間などの特徴を知ることが大事です。この記事では、Holafly、Airalo、Simoptionsなどの有名な販売店の各データプランのメリットやデメリットを比較した結果をご確認頂けます。

Holaflyなどのデータ無制限プランのeSIMは、追加料金が発生せず、日本語での24時間対応のカスタマーサポートも受けられる安心の選択肢です。

タイ旅行向けeSIMの販売店別比較表

eSIMを比較する際には、ご自身の旅行のニーズに合うかを考慮する必要があります。そのため、各ブランドに関する主な情報をまとめた表を用意しました。

販売店	使用期間	テザリング	無制限プラン	アプリ	データ容量	カスタマーサポート	価格	Trustpilot	評価
Holafly	5日、10日、15日、 20日、 30日、 60日、90日間	☓	〇	〇	無制限データ	日本語語対応, チャット,LINE	2,400 – 11,900円	4,6	4,3
Truphone	1日、 30日間	場合によって	☓	〇	500 MB, 1GB, 2GB 3GB .	チャットボット（英語対応）	14€ – 27€(約2100-4000円)	3,9	3,8
Maya Mobile	30日間	〇	☓	☓	1GB、3GB、5GB、10GB	チャットボット（英語対応）	7€ – 56€(約1050-8300円)	4,5	3,2
Nomad	3日、 5日、10日、15日、16日、30 日間	〇	☓	〇	1GB、3GB、5GB、10GB、 15GB、20GB、30GB、40GB、50GB、100GB	Eメール,アプリ(英語対応)	4€ – 11,5€(約600-1700円)	3,1	3
Simoptions	8, 15 y 30 días	☓	〇	☓	1GB、6GB、10GB、 20GB	チャットボット(英語対応)	9,9$ – 34,9€(約1480-5200円)	3,5	3

1. Holafly（オラフライ）: タイ向けeSIM、日本語でのサポート対応

メリット	データプランは周遊プランと1カ国プランを用意しているHolaflyのeSIMカードは、QRコードまたは手動で簡単に入手およびインストールが可能さまざまな価格と契約期間の幅広いeSIMを提供160の目的地向けのeSIMカードを取り揃えているeSIMプランにはデータの制限がない日本語、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、で24時間365日のテクニカルサポートを提供非常に柔軟な価格設定円、ユーロ、ドルなどで支払いが可能データプランの期間は柔軟で、5日、10日、15日、20日、30日、60日、90日間の提供消費量や契約残日数を確認できるアプリ有り
デメリット	HolaflyのeSIMには通話やSMSの機能は含まれてない市場で最も高価なオプションの1つだが、データ不足もデータのリチャージが必要なこともないため、コストメリットが得られるHolaflyのタイ向けeSIMではデータの共有は不可能アプリを介してのインストールは不可能

Holaflyは、eSIMの購入と簡単な設定において最も優れた選択肢の1つです。無制限のデータプランを提供し、24時間年中無休でカスタマーサポートを提供しています。

日本語でも対応しており、チャットやLINEで迅速に対応してくれます。Holaflyは世界各国にオフィスを構え、100人以上のスタッフを抱えています。Trustpilotでの顧客評価は4.6と、最高の評価を受けています。

Holaflyのウェブサイトでは、5日間から90日間までの契約期間に応じて、2,400円から11,900円の範囲で7つの無制限データプランがあります。

これは、長期滞在やデジタルノマド、急な旅行やタイへのビジネス旅行に十分な選択肢と言えるでしょう。

データプラン	料金	ドルの料金
5 日間 データ無制限	2400円	19$
10 日間  データ無制限	4400円	34$
15 日間 データ無制限	5700円	47$
20 日間 データ無制限	6900円	57$
30 日間 データ無制限	8400円	69$
60 日間 データ無制限	10400円	87$
90日間 データ無制限	11900円	99$

HolaflyのeSIMは、購入手続きが完了すると、メールで届くQRコードをスキャンすることで簡単にインストールできます。

また、コンピューターを必要とせず、スマートフォンの設定画面にコードを入力するだけで手動でのインストールも可能です。このコードはメールまたはHolaflyのアプリで簡単に確認でき、データプランの期間を管理するのに便利です。

Holaflyが提供するeSIMを試した結果、タイ現地では高額な選択肢ですが、最終的にはコストパフォーマンスが良く、心配せずに旅行を楽しむことができます。Holaflyのサポートは、私たちが試したすべてのeSIMの中で最も効率的です。

以下に、私たちの経験に基づいてHolaflyのタイ向けeSIMの特徴を5点満点で評価したランキングをご紹介します。

データ通信	使用期間	カスタマーサポート	価格	アプリ	回線速度	テザリング	支払い可能な通貨	合計
4	4	4,8	4	3,5	4,8	3,5	4,5	4,3

次の記事では、私たちのHolaflyのeSIMを使った経験や、ユーザーのレビューについてご紹介しています。HolaflyのeSIMに関する私たちの評価

2. Maya Mobile ( マヤ　モバイル )　: お得な1か月プラン

メリット	大陸や国ごとにデータパッケージを提供Maya MobileのeSIMカードは、QRコードや手動での簡単な取得とインストールが可能194の目的地向けにeSIMを提供柔軟な価格設定データ無制限のプランも提供30日経過後に自動リチャージを設定可能他のデバイスとのデータ共有が可能
デメリット	彼らのeSIMには通話やSMSの機能は含まれていないアプリは提供無制限データプランには、5Mbpsの制限があります。テクニカルサポートは英語のみで、ボットを通じて提供データプランは30日間のみ

Maya Mobile社は、タイで30日間利用できるeSIMを提供しています。データパッケージの価格は、ギガバイトに応じて異なります。

1GB、3GB、5GB、10GBの計5つのパッケージと、無制限のデータ量を用意しています。

ただし、無制限データプランには最大5Mbpsの速度制限があり、プランの使用量が30GBを超えると1Mbpsに低下します。価格は5ユーロから56ユーロまで幅広く設定されています。

Maya Mobileは、Holaflyと同様に、契約手続きとインストールの迅速さと簡単さが特徴です。インストールはメールで届くQRコードを使用します。さらに、データが動作しない場合には、購入額の100％返金保証があります。ただし、各国に最低2つのモバイル回線に接続できるため、通常はデータが機能しないことはありません。

Maya Mobileは、12か国を含むアジア全体を対象としたデータは無制限プラン（最大5Mbpsの速度制限があり、1Mbpsに低下します）も提供しています。

データプラン	ユーロの料金	料金
30日間 – 500 MB	5€	約750円
30日間 – 1 GB	7€	約1050円
30日間 – 3 GB	11€	約1650円
30日間 – 5 GB	20€	約3000円
30日間 – 無制限	56€	約8400円

Maya Mobileに関しては、プランが非常に柔軟性に欠け、使用期間も30日間しかありません。Trustpilotでは、ブランドの評価は平均で4.4となっていますが、コメントはほとんどありません。以下に、Maya MobileのeSIMの各特徴の評価をまとめた表をご覧いただけます。

データ通信	使用期間	カスタマーサポート	価格	アプリ	回線速度	テザリング	支払い可能な通貨	合計点
4	3	3	4	0	4,5	4,5	3	3,2

3. Truphone ( トゥルーフォン )　:お得なアジア向けデータプラン

メリット	データプランには他の11か国も含まれています。TruphoneのeSIMは、アプリで簡単に入手し、インストールすることができます。188ヵ国向けのeSIMを取り揃えています。アプリやサイトで24時間年中無休のテクニカルサポートを提供しています。非常に手頃な価格です。アプリからデータ量を追加することができます。QRコードのスキャンは必要ありません。Apple Watch向けのデータプランも提供しています。一部のデバイスでのみデータの共有が可能です。1日間の無料トライアルで100MBを提供しています。
デメリット	ギガバイトは20GBに制限されており、データ無制限のカードはありません。短期間のプランは非常に制限されたギガバイト（1GB）です。サイトでの購入はできず、アプリからのみ可能です。データプランの期間は1日または30日に制限されています。サービスとテクニカルサポートは英語のみ提供されています。

Truphoneは、160以上の国でインターネットに接続するためのeSIMを提供している、イギリスの企業です。同社は業界のパイオニアであり、iPadやApple Watch、Google Pixelなどのデバイス向けにeSIMを最初に提供したグローバルオペレーターです。

さらに、Truphoneは2016年からAppleのテクノロジーパートナーとして活動しており、そのため同社のデバイスでのeSIMのインストールが簡単で、競争上の大きな優位性を持っています。

こちらのブランドにはタイ専用のデータプランはありませんが、アジア向けにはタイを含む13か国をカバーする4つのプランがあります。eSIMのプランは1日と30日の2種類で、データ量は100MB、1GB、2GB、5GBの範囲内です。

価格は14€から25€まで幅広く設定されています。また、100MBのプランは1日間の無料トライアルが提供されています。ただし、データプランの容量が非常に少なく（最大5GB）、旅行中にデータ残量不足になる可能性があります。

データプラン	ユーロの料金	ドルの料金	ポンドの料金	料金
1 日間 – 100 MB	0€	0$	0£	0円
1 日間 – 1 GB	14€	14$	13£	約2100円
30 日間 – 2 GB	18€	18$	17£	約2700円
30 日間 – 5 GB	27€	27$	25£	約4000円

ウェブサイトでデータプランやeSIMの詳細を確認できますが、実際にeSIMを購入するには専用のモバイルアプリをダウンロードする必要があります。

アプリをダウンロードしたら、直接必要な情報を入力するか、GoogleやFacebookのアカウントを使用してアカウントを作成します。その後、旅行先の国と必要なデータプランを選択し、安全な支払いを行います。

なお、このアプリは購入前にお使いのモバイルがeSIMに対応しているかどうかを自動的に検出します。

インストールとアクティベーションの手続きはアプリを通じて行われるため、QRコードのスキャンは必要ありません。ただし、手続きを行うためにはインターネット接続が必要ですのでご注意ください。

Trustpilotをご覧いただくと、Truphoneは100件以上のレビューを持ち、評価は1.9と、eSIMカードのプロバイダーの中で最も低い評価の1つです。私たちもTruphoneのeSIMカードを評価し、以下は私たちの結論です。

データ通信	使用期間	カスタマーサポート	価格	アプリ	回線速度	テザリング	支払い可能な通貨	合計
3,5	3,5	4	3,5	4,5	4	4	3	3,8

TruphoneのeSIMについての私たちの経験や他のユーザーの意見を知りたい場合は、この記事を訪れてください：「トルーフォンのeSIMの私たちの意見」。

4. Nomad（ノマド）のアプリ　

メリット	ノマドのeSIMは簡単に入手でき、インストールも簡単アプリは非常に便利で、eSIMをリチャージが可能112カ国向けのeSIMを提供タイ向けの幅広いeSIMの品揃えアプリやウェブ上でのテクニカルサポートを提供契約の期間も柔軟で、3日間、5日間、10日間、16日間、30日間、60日間から選ぶことができます
デメリット	ギガバイトの制限は100GB以下であり、データ無制限のeSIMはない短期間のプランは非常に制限されたギガバイト（1GB）を提供eSIMには通話やSMSは含まれていない彼らのサービスとテクニカルサポートは英語のみで提供

Nomadは、あなたの旅行中にインターネットを利用できるようにするためのeSIMの販売に特化したマーケットプレイスです。タイの場合ウェブサイトでAis、Truphone、DTACなどの企業と提携していることが確認できます。

このブランドの最も注目すべき特徴の1つは、ウェブサイトに加えて、顧客が簡単かつ迅速にデータプランを契約できるアプリを提供していることです。

100以上の国や大陸ごとにデータプランを提供しており、異なる国々を移動しながらインターネット接続を利用することができます。

タイの場合、データパッケージの持続期間は非常に様々で、3日間、5日間、7日間、10日間、16日間、30日間などがあります。無制限のデータプランは提供しておりませんが、1GB、3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、40GB、50GB、100GBのプランから選ぶことができます。合計で複数のデータプランが用意されています。

データプラン	ドルの料金	料金
3 日間 – 1 GB	4$	約600円
5 日間 – 3 GB	9$	約1300円
10 日間 – 5 GB	13$	約1900円
15 日間 – 10 GB	22$	約3300円
30 日間 – 15 GB	28$	約4200円
30 日間 – 20 GB	30$	約4500円
30 日間 – 20 GB	34$	約5100円
30 日間 – 30 GB	80$	約12000円
30 日間 – 40 GB	110$	約16500円
30 日間 – 50 GB	125$	約18000円
60 日間 – 100 GB	240$	約36000円
16 日間 – 30 GB	12$	約1800円

Nomadのアプリは、データの消費状況を管理し、データがなくなった場合のリチャージも簡単に行うことができる非常に便利なツールです。また、アプリを通じてカスタマーサポートと連絡を取ることも可能ですが、残念ながら対応言語は英語のみとなっています。

ノマドのeSIMのランキングはこちらでご覧いただけます。

データ通信	使用期間	カスタマーサポート	価格	アプリ	回線速度	テザリング	支払い可能な通貨	合計
3	4	3	3,5	4	3	3,5	3,5	3

5. SimOptions（シムズオプション）: マーケットプレイス

メリット	地域別、国別、またはグローバルなデータパッケージを提供Sim OptionsのeSIMは簡単に入手でき、インストールも簡単彼らは160カ国向けのeSIMを取り揃えている一部のプランには通話とSMSが含まれているタイ向けには無制限のデータプランも有り
デメリット	すべてのプランがデータ無制限ではない同じ国のeSIMの特徴は、契約するブランドによって異なるデータプランの有効期限は15日と30日に制限されているすべてのeSIMがデータの追加を許可しているわけではないテクニカルサポートは各ブランドによって異なり、良いカスタマーサポートを保証できない速度は各eSIMのブランドによって異なるデータ消費の管理のための専用アプリは提供されていない

Sim Optionsは、各国のローカルな携帯電話会社が提供するeSIMを取り扱うマーケットプレイスです。パリ、タイ、香港にオフィスを構えるこのブランドは、160以上の国で利用可能なeSIMのデータプランを幅広く提供しています。また、地域ごとやグローバルなプランも選択することができます。

タイでの利用には、8日間、15日間、30日間の3つのプランが用意されており、データ制限は4GBと8GBです。さらに、一部のプランではデータ無制限も利用できますが、その場合は平均的な価格よりもやや高めの設定となっており、料金は9.9ドルから34.9ドルの範囲で設定されています。

Sim Optionsの主な欠点は、様々な販売店のデータプランが紹介されていて、ウェブサイトが分かりにくくなっているところです。

それぞれの特徴が非常に異なるので、選択が難しいです。価格や速度、期間だけでなく、テクニカルサポート、データの追加や共有の可能性なども含めて、各ブランドごとに詳細を確認する必要があります。そのため、データプランを選ぶのに時間を要する可能性があります。

データプラン	料金	ドルの料金
8日間 – 無制限	約1380円	9,9$
30日間 – 4 GB	約3500円	24,9$
15日間 – 無制限	約3500円	24,9$
30日間 – 8 GB	約4800円	34,9$

私たちの個人的な経験から言えば、SimOptionsのeSIMでは比較に多くの時間がかかります。さらに価格が高く、支払いはドルのみであり、信頼できるテクニカルサポートが保証されていません。

以下では、SimOptionsのeSIMを1から5まで評価し、以下では私たちや他の顧客の意見を読むことができます。

データ通信	使用期間	カスタマーサポート	価格	アプリ	回線速度	テザリング	支払い可能な通貨	合計
4	3,5	3	3,5	0	4	3,5	3	3

タイ向けに最適なeSIM

旅行目的によって必要なネット接続手段は異なります。そのため、ここまでは、eSIMプランの購入を検討する際に考慮すべきポイントをお伝えしました。ここからは、私たちの経験をもとにタイ旅行に最適なeSIMをおすすめします。

旅行先でギガ不足になってしまうと、計画通りに旅程が進まず、ストレスになってしまいます。せっかくの旅行が台無しにならないためにも、データ通信量が無制限のeSIMプランを購入することがベストになります。

データ無制限プランを提供している販売店はHolaflyとSimOptionsのみです。Nomadの場合、データ無制限プランを用意していませんが、その代わりに100GBのデータ通信量が30日間利用できるプランを提供しています。

こちらは、Maya Mobileが提供しているプランよりも大容量になっています。アプリまたはウェブからデータチャージができる販売店は、NomadとTruphoneだけですが、後々チャージが必要になるプランは不便なのでおすすめしません。

データプランを検討するとき、旅行で必要になるデータ量を予想する必要がありますが簡単では無いですよね。

もし、データ量に上限があるeSIMプランを購入するなら、以下に、普段使われるSNSや動画配信サービスを利用する際に消費するデータ通信量を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

アプリ	1時間あたりのデータ消費量
Instagram	0,12GB – 0,18 GB
Facebook	0,12GB – 0,18 GB
Twitter	0,06 GB
Tiktok	0,18 GB – 0,8 GB
Netflix	0,3GB – 7GB
Youtube	0,14GB – 1,7 GB
Amazon Prime	0,8GB – 6GB

eSIMの設定は、ほんの数分で完了するほどシンプルです。使用するために必要なのは、まずお使いのスマートフォンが購入する販売店のeSIMと互換性があるかを確認することです。互換性については、各販売店のウェブサイトで確認することができます。Truphoneの場合は、公式アプリをダウンロードする際に端末の互換性が確認されます。

タイ向けeSIMの購入については、HolaflyとSimOptionsの場合、公式ウェブサイトから購入が可能です。TruphoneやNomadの場合、アプリから購入が可能なeSIM販売店があります。

Holaflyのサイトは、直感的に操作できるので非常に使いやすいです。

アプリを通じてインストールが可能なのはTruphoneです。Holafly、SimOptions、Maya Mobileの3社は共通してeSIMを購入した後に、QRコードをEメールで送り、ユーザーはそれをスキャンしてインストールする形です。Holaflyは手動でインストールすることもできます。

また、eSIMを購入する際に確認するべきもう一つの点は、カスタマーサポートサービスの品質です。

トラブルが発生した際、わからない点があった際には、相談できる窓口があると助かりますよね。Maya MobileやTruphoneなど、ほとんどの販売店は、お客様の相談窓口としてチャットボットを導入していますが、英語のみでの対応であるうえ、返答にも時間が掛かります。

SimOptionsの場合は、ウェブサイトがマーケットプレイスなので、カスタマーサポートの品質は選択したeSIM販売店により、異なります。

その点で、Holaflyのカスタマーサポートサービスは優秀です。WebチャットやLINEでは迅速に返答するほか、日本語を含む6か国語に対応しています。

eSIMを購入する際に多くの人が一番重視しているポイントはきっと料金でしょう。格安な販売店はNomadやMaya Mobileですが、利用できるデータ通信量は少ないため、旅行中にギガ不足になる恐れがあります。

データ量が少ないプランを購入すると、旅行の途中にデータチャージが必要になる可能性が高いです。最終的には費用がかさむことになります。

追加料金の発生を回避するには、旅行最終日までたっぷりとデータ量が使えるHolaflyのようなデータ無制限プランがおすすめです。利便性の高いプランを選択した方が、旅をより快適に過ごすことができます。

タイでインターネットを利用できるその他の方法

海外旅行でインターネット環境を確保するには様々な方法があります。Passporterでは、快適・安心・安全という特徴を揃えているeSIMをおすすめしています。eSIMは安全で便利な手段ですが、他にも使える海外ネット接続サービスを紹介します。

快適	・お申込み完了から最短即時開通・旅行前からオンライン上で購入可能・インストールが簡単で、物理SIMとは違い、契約中のSIMの差し替え不要・渡航先へ到着後、店舗に寄らず、ネットに接続可能・旅行期間とそのニーズに合ったプランが見つかる・ポケットWifiのように、充電の心配なし・ポケットWifiのように、他の端末の持ち運びは不要
安心	・SIMカードやポケットWifiとは異なり、eSIMなら24時間サポートを受けることが可能・スマートフォン以外の端末を紛失する心配はない
安全	・ハッキングの危険性がある公共のWi-Fiネットワークの使用を避けることができる・無料Wifiを使用するために個人情報を入力する必要はなし・SIMカードのように、手間のかかる携帯端末の操作は不要

1. 「True Move H」と「Dtac」のSIMカードをタイ現地で購入

現在、SIMカードは、海外ネット接続サービスの中でも広く普及している選択肢ですが、弱点が多いため、おすすめできる選択肢ではありません。

メリット	・購入できる販売店と選べるデータプランの選択肢が多い・インスト―ルは短時間で完了・オンラインまたは実店舗で購入可能・現地の電話番号で通話やSMSの送受信が可能
デメリット	・SIMカードの入れ替え作業は自力で行う・SIMカードの入れ替え作業時に破損・紛失する恐れがある・実店舗で購入するか、SIMカードが自宅に届くまで待つ必要がある・旅行用SIMカードの利用期間が終了すると、別のSIMカードと交換する必要がある・契約中のSIMで使用している電話番号は使用できない

タイ現地でSIMカードを販売している通信事業者は、「True Move H」と「Dtac」です。タイ・バンコクの主な空港「スワンナプーム空港」や大都市のショッピングエリアなどにある実店舗でSIMカードを販売しています。

2. タイでポケット型Wi-Fiをレンタルする

ポケット型Wi-Fiとは、小型なWi-Fiルーターのことを言います。この通信機器は、持ち運びが可能なので、いつでもどこでもネットに接続できます。こちらサービスの大きなメリットは、複数のデバイスとテザリングができるところです。その分、割高な料金となっているのがデメリットになりますが、複数人と割り勘ができれば、コストも抑えられます。

タイでポケット型Wi-Fiを提供している会社は「Travelers Wifi」です。レンタル料金は1週間単位で70,5ユーロ、約10,500円です。

メリット	・一度に複数の端末が接続できる・好きなギガプランが選べる・携帯端末にインストールするものは一切ない
デメリット	海外通信サービスの中で割高な手段販売店の数は少ない長期間の契約が一般的データプラン料金とは別途で通信端末のレンタル料金と送料が掛かるバッテリーの持続時間は最長で6時間複数人で利用する場合は、全員同じ空間にいなければならない常に持ち歩く必要があるため、紛失する恐れがある

3. タイの無料Wi-Fiに接続する

タイでは無料Wi-Fiスポットが様々な場所に設置されています。どこにいても簡単に、そして無料でWi-Fiに接続できるのは魅力的ですが、欠点が多くあります。フリーWi-Fiスポットを見つける必要があるのと、セキュリティー面にリスクがあります。

第三者に個人情報などを盗み見られる可能性もあります。そのため、安全な通信環境に接続できるまでは、オンライン決済等は控えるようにしましょう。

メリット	無料で接続可能携帯端末にインストールするものは一切ない
デメリット	フリーWi-Fiスポットが簡単に見つからない場合がある通信が不安定で、速度が遅くなることがある多くの場合、利用登録フォームに個人情報を入力することがあるWi-Fiスポットにより、利用できる時間が限られている接続するためには、常にWi-Fiスポットの近くにいる必要がある第三者からの通信内容ののぞき見や、乗っ取りの被害にあうリスクが高い

4. 日本大手キャリアの海外データローミングサービスを利用する

既にご存じだと思いますが、日本の大手携帯キャリアは国際ローミングサービスを提供していて、旅行先でネット接続や通話を利用することができます。

契約中のキャリアに申し込むだけなら、便利そうですが、このサービスの大きなデメリットは高額な請求です。出発前にローミングサービスの詳細について、各キャリアに確認することが大事です。

メリット	端末にインストールするものは一切なし別途サービスを申し込む必要はないSMSや通話の送受信やネット接続がすぐに利用できる
デメリット	高額なサービスである知らずにデータローミングの設定が有効になっていることがある契約中のキャリアがこのサービスを提供していない場合がある

タイ旅行でインターネットに接続する方法に関するよくある質問