魅力的な大都市や、クマが多く生息している緑豊かな森などを満喫できるカナダ。ビジネスや観光での旅行を計画している場合は、その素敵な経験を共有するためにも、カナダで最適なインターネット接続手段はどれか気になりますよね。結論から述べますと、カナダ向けeSIMを使用すると一瞬でインターネットに接続することができます。これなら高額請求になりがちなデータローミングサービスや危険が潜んでいるフリーWi-Fiを使用する必要はありません。
今回の記事では、「Holafly」、「Airalo」、「Simoptions」などが販売するeSIMにまつわる情報をお届けします。ご自身にとってベストなカナダ向けeSIMが選べるように、私たちの経験上をもとに、通信速度、データ量の上限、カスタマーサポート、利用期間と料金プランなど、それぞれのブランドが販売するeSIMの特徴を解説します。前述したように、HolaflyのeSIMは日本語で24時間サポートがあり、追加料金なしでインターネットに接続できる確実な方法です。
カナダ旅行向けeSIMの販売店別比較表
様々な販売店のeSIMを比較する際には、それぞれの特徴や機能を把握することでご自身の旅行のニーズに合ったeSIMを選ぶことができます。以下で、各eSIM販売店の主な情報をまとめた比較表を作成したので、eSIMを選ぶ際に是非参考にしてください。そのあとは、各eSIM販売店について詳しく解説していくので、最後までお見逃しなく。
販売店 | 使用期間 | テザリング | 無制限プラン | アプリ | データ容量 | カスタマーサポート | 価格 | Trustpilot | 評価 |
Holafly | 30日間 | ✕ | 〇 | あり | 10GBと20GB | チャット、LINE(日本語対応) | 4400円と5400円 | 4.6 | 4.1 |
Airalo | 7日、 15日、 30日間 | 〇 | ✕ | あり | 1GB、2GB、3GB、5GB、10GB | チャットボット(英語対応) | 6ユーロ~11ユーロ(約850円~1500円) | 3.9 | 3.8 |
Truphone | 1日、2日、30日間 | △ | 〇 | あり | 1GB、2GB、5GB、10GB、20GB、50GB と100GB | Eメール、アプリ(英語対応) | 10ユーロ~35ユーロ(約1400円~5000円) | 1,9 | 3.25 |
Simoptions | 14日と 15日間 | ✕ | ✕ | 無し | 6GBと10GB | チャット(英語対応) | 39,9ユーロ~49ユーロ(約5700円~7000円) | 3.5 | 3 |
Maya Mobile | 30日間 | 〇 | ✕ | あり | 1GB、3GB、5GB、10GB、無制限 | Eメール(英語対応) | 8ユーロ〜187ユーロ(約1100円〜27000円) | 4.4 | 3.2 |
1. Holafly(オラフライ): カナダ向けeSIMの大容量データプランと日本語でのサポート対応
メリット | ・データプランは周遊プランと1カ国プランを用意している・eSIMは簡単に購入ができ、インストールはQRコードまたは手動で可能・様々な料金や利用期間から選べるデータプランを用意・160カ国で使えるeSIMを提供・24時間年中無休の多言語対応カスタマーサポートサービスを提供(日本語、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語)・リーズナブルな価格設定・北米(メキシコ、アメリカ、カナダ)全土で使えるeSIM・円、ドル、ユーロ、メキシコペソでの支払いが可能・公式アプリより、データの消費量と残りの利用期間の確認が可能 |
デメリット | ・eSIMプランには、音声通話やSMSサービスは含まれていない・データ容量は10GBと20GBのみ・Holaflyのカナダ向けeSIMは、テザリングが不可・アプリでのインストールは不可 |
Holafly(オラフライ)は最もお勧めなeSIM販売店の1つです。24時間年中無休のカスタマーサポートは日本語で対応しているうえ、WebチャットやLINEでのお問い合わせは1分以内で返信するので、安心して旅行ができます。そして現在は、レビューサイト「Trustpilot」で顧客からの評価は5点満点中4,6点の高評価を得ています。
Holaflyのウェブサイトでは、カナダ向けに30日間のデータプランが2つ用意されています。データ容量10GBで4400円のプランと、20GBで5400円のプランから選択できます。またHolaflyは、カナダ、アメリカ、メキシコで1つのeSIMが使える北アメリカ向けeSIMを提供しています。
データプラン | 円の料金 | ドルの料金 |
30日間 – 10GB | 4400円 | 34$ |
30日間 – 20GB | 5400円 | 44$ |
HolaflyのeSIMを購入した後は、Eメールに届くQRコードを読み取るだけで簡単にインストールできます。もし、ノートパソコンなどQRコードを表示できる別のデバイスが無ければ、インストールコードを使って設定画面で手動入力することができます。コードは受け取ったメールまたは公式アプリで確認できます。ちなみにアプリは、データ容量の管理に便利です。
実際にHolaflyのeSIMを使用した感想は、eSIM市場の中でも割高な方ではあるが、充実したカスタマーサポートで旅行中の不安が減る点とコストメリットが得られる点では、利用した他のeSIM販売店よりも優秀なeSIMです。以下に、私たちの経験を元にカナダ向けeSIMの機能を5点満点で評価したランキング表を作成しましたので、参考にしてみてください。
データ通信 | 使用期間 | カスタマーサポート | 価格 | アプリ | 回線速度 | テザリング | 支払い可能な通貨 | 合計点 |
4 | 4 | 4,8 | 3,5 | 3,5 | 4,8 | 3,5 | 4,5 | 4,1 |
こちらの記事では、HolaflyのeSIMを実際に使った私たちの感想や他のユーザーの感想をご覧いただけます。私たちのHolafly eSIMを使用した感想。
2. Airalo(アイラロ):一番お得なeSIM
メリット | ・地域別、国別、世界周遊のデータプランを提供・AiraloのeSIMは購入とインストールが簡単・市場で一番お得な販売店・期間、価格、ギガ数が異なる多種多様なeSIMプランを提供・190カ国で使用できるeSIMを提供・他のデバイスとテザリングが可能・チャージが可能・公式アプリより、eSIMの購入とインストールが可能 |
デメリット | ・最大ギガ数が10GBまでであり、無制限データプランは提供していない・短期間のプランはデータ容量が少ない・通話とSMSが含まれているプランは提供していない・使用期間は7日、14日と30日間のみ・カスタマーサポートサービスは英語での対応のみなので、返答が遅い |
Airaloは市場で最も格安な販売店です。しかし、プランに含まれるデータ容量は少ないため突然ギガ不足になる恐れがあるうえ、カスタマーサポートからの返答が非常に遅いので、必ずしもコスパがいいとは限りません。
AiraloはHolaflyと同様に、海外旅行向けeSIMを提供していることで世界的にも有名な販売店です。この会社は、2019年にシンガポールでトルコ人のエイブラハム・ブラークとアフメット・バハディール・オズデミールによって設立されました。国際eSIMの販売を逸速く開始し、多くの国で利用可能なeSIMを提供しています。
Airaloのカナダ向けeSIMは、7日、14日、30日間利用できるプランがあり、料金は6ドル(約800円)から35ドル(約5600円)です。この会社は公式アプリも導入しているので、eSIMの購入、インストール、データチャージはこちらからも可能です。
データプラン | ドルの料金 |
7日間 – 1GB | 6$(約800円) |
15日間 – 2GB | 11$(約1500円) |
30日間 – 3GB | 15$(約2100円) |
30日間 – 5GB | 18$(約2400円) |
30日間 – 10GB | 35$(約4700円) |
Airaloのカナダ向けeSIMは、旅行に最適なものが選べるように5つのデータプランを提供しています。「Trustpilot」で顧客からのレビューや評価を確認したところ、Airaloの評価は最も低い3.7点でした。以下の表で、Airaloが提供するサービスのそれぞれの特徴を評価しました。Airaloに関する私たちの感想を記事にしましたので、興味のある方は次のリンクから飛べます。私たちの感想、Airaloを試してみる価値あり?
データ通信 | 使用期間 | カスタマーサポート | 価格 | アプリ | 回線速度 | テザリング | 支払い可能な通貨 | 合計点 |
4 | 4 | 3 | 4.5 | 4 | 4 | 4.5 | 3 | 3.8 |
3. Truphone(トゥルーフォーン)と公式アプリ
メリット | ・地域別、国別、世界周遊のデータプランを提供・TruphoneのeSIMは購入とインストールが簡単・188カ国で使用できるeSIMを提供・カスタマーサポートのお問い合わせはアプリとWebから24時間365日可能・お手頃な価格・チャージはアプリから可能・QRコードのスキャンは不要・eSIMプランにより、テザリングが可能なプランはある・Apple Watchで使用可能なデータプランがある・1日100MBが無料で試せる |
デメリット | ・最大ギガ数が5GBまでであり、無制限データプランは提供していない・短期間のプランはデータ容量が少ない(1GB)・購入はWebではできなく、アプリのみから可能・プランの使用期間は24時間または30日間の2種類のみ・カスタマーサポートサービスは英語での対応のみ |
Truphoneは160か国以上の国でインターネットに接続できるeSIMを提供している、イギリスで設立された会社です。国際eSIM販売業界の先駆けであり、iPadやApple Watch、Google Pixel端末に対応したeSIMを初めて発売したグローバル通信事業者です。さらに、2016年からApple社と技術提携を結んだことにより、競争優位性が高くなり、同社の端末でのeSIMのインストールがより簡単に行えるようになりました。
Truphoneのカナダ向けeSIMプランは2つあります。24時間プランにはデータ容量が100MBと1GBのものがあります。30日間プランでは2GBか5GBのデータ容量を選べます。料金は15ユーロから45ユーロです。また、お試しプランもあり、24時間内に100MBが無料で利用できます。この販売店の欠点は、プランに含まれるデータ容量が少ないところです(最大5GB)。なので、旅行中にギガ不足になることがあるかもしれません。
データプラン | ユーロの料金 |
24時間 – 100MB | 0€(0円) |
24時間 – 1GB | 15€(約2200円) |
30日間 – 2GB | 30€(約4400円) |
30日間 – 5GB | 45€(約6600円) |
eSIMの料金プランに関する詳しい情報は公式ウェブサイトから確認できますが、購入はアプリからしかでできないので、ダウンロードする必要があります。ダウンロード後は、個人情報を入力してアカウントを作成するか、GoogleまたはFacebookアカウントを通じてサインインをしましょう。次に、旅行先の国とデータプランを選択して、安全な決済ができる購入画面へ進みます。アプリを使う最大のメリットは、購入へ進む前に選択したeSIMがお使いの端末に対応しているか確認してくれるところです。
インストールとアクティベートもアプリを通じて行うことになっています。なので、QRコードを読み取る必要はありませんが、インターネットは必要なのであらかじめ接続できるようにしましょう。
レビューサイト「Trustpilot」では、Truphoneへのレビューは100件以上あり、5点満点中の平均評価は1.9点とeSIM販売店の中で最も低い評価を得ています。私たちも、TruphoneのeSIMを使った経験に基づき、以下の表でそれぞれの機能を評価しました。
データ通信 | 使用期間 | カスタマーサポート | 価格 | アプリ | 回線速度 | テザリング | 支払い可能な通貨 | 合計点 |
3.5 | 3.5 | 4 | 3.5 | 4.5 | 4 | 4 | 3 | 3.8 |
また、Truphone使ってみた感想を記事にしましたので、詳しく知りたい方は次のリンクから閲覧できます。TruphoneのeSIMを使った私たちの感想
4.SimOptions、eSIMのマーケットプレイス
メリット | ・地域別、国別、世界周遊のデータプランを提供・SimOptionsのeSIMは、購入とインストールが簡単・160カ国で使用出来るeSIMを提供 |
デメリット | ・最大ギガ数が10GBまでであり、無制限データプランは提供していない・短期間のプランは、データ量が少ない・国向けeSIMの特徴やプラン内容は、販売店により異なります・データプランの利用期間は14日間と15日間のみ・eSIMプランの中でもデータチャージができないものがある・カスタマーサポートは各eSIM販売店によるため、よいサービスを補償することはできない・回線速度は各eSIM販売店による・データの消費量を管理するためのアプリがない |
SimOptionsはeSIMのマーケットプレイスです。各国の通信キャリアは、このサイトでeSIMプランを販売しています。SimOptionsはeSIM販売店としてもプランを提供していて、パリ、タイ、香港に支社があります。提供しているeSIMは160カ国以上の国で使用できる地域別、国別、世界周遊プランがあります。
カナダ向けeSIMには、14日間と15日間プランがあります。それぞれ10GBと6GBのデータ容量が含まれていて、料金は49.9ドル(約6600円)と39.9ドル(約5300円)です。その中でデータチャージできるものは1つだけです。
SimOptionsの最大の欠点は、ウェブサイトが使いづらいところです。Webページで参照できるデータプランは各eSIM販売店が提供しているものであるため、価格、データチャージ、テザリング機能、回線速度、利用期間とカスタマーサポートなど、eSIMプランの特徴はそれぞれ大きく異なります。確認しなければいけない比較するプラン内容の数も多いことから、決断に迷ってしまうでしょう。
データプラン | ドルの料金 |
15日間 – 6GB | 39.9$ (約5300円) |
14日間 – 10GB | 49.9$(約6600円) |
SimOptionsを使ってみた感想は、選択肢を比較するだけでも相当な時間が掛かるうえ、料金も割高。また、ドル以外の支払いはできず、質の良いカスタマーサポートも補償されません。以下で、SimOptionsが提供するeSIMのいくつかの機能を、私たちの経験に基づいて5点満点で評価したランキングを用意しました。
他にも、SimOptionsのeSIMに関する私たちの感想や他のユーザーの意見を次の記事から読めます:私たちの感想、SimOptionsは試してみる価値はあるのか?
データ通信 | 使用期間 | カスタマーサポート | 価格 | アプリ | 回線速度 | テザリング | 支払い可能な通貨 | 合計点 |
3 | 4 | 3 | 3.5 | 0 | 4 | 4 | 3 | 3 |
5. Maya Mobile、1か月間データプラン
メリット | ・地域別、国別のデータプランを提供・Maya MobileのeSIMは購入が簡単であり、インストールはQRコード又は手入力で可能・194カ国で使用出来るeSIMを提供・データプランは1GB、3GB、5GB、10GBの決まったギガ数の中からしか選べませんので、人によっては足りない・リーズナブルな価格・30日の利用期間が過ぎたら、自動チャージの設定をすることが可能・他のデバイスとテザリングが可能 |
デメリット | ・提供するeSIMプランには通話とSMSは含まれていない・アプリは導入していない ・無制限データプランの場合、最大速度は5Mbps・カスタマーサポートはボットによる英語での対応のみ・使用期間は30日間のみ |
こちらの販売店は30日間利用できるカナダ向けeSIMを提供しています。eSIMプランの料金はギガ数によります。1GB、3GB、5GB、10GB、30GBのデータ量が含まれる5つのプランは8ユーロ(約1200円)から187ユーロ(約28000円)です。
Holaflyと同様に、Maya MobileのeSIMのメリットは申し込みから設定までの手順が早くシンプルです。特にインストールは、メールに届くQRコードをスキャンするだけです。また、データ通信ができないことがあれば、お支払額を100%返金するポリシーを実施しています。ただ、eSIMサービスを提供している各国では必ず2つの通信事業者と提携をしているので、こういった問題が発生することは滅多にないようです。
データプラン | ユーロの料金 |
30日間 – 1 GB | 8€(約1200円) |
30日間 – 3 GB | 15€(約2200円) |
30日間 – 5 GB | 23€(約3400円) |
30日間 – 10 GB | 45€(約6600円) |
30日間 – 無制限 | 187€ (約2800円) |
Maya MobileのeSIMのデメリットは、フレキシブルなデータプランは少なく、利用期間も30日間に制限されています。「Trustpilot」での平均評価は4.4点ですが、コメントはごく少数です。以下で、eSIMの特徴や機能を評価した表を用意しました。
データ通信 | 使用期間 | カスタマーサポート | 価格 | アプリ | 回線速度 | テザリング | 支払い可能な通貨 | 合計点 |
44 | 3 | 3 | 4 | 0 | 4.5 | 4.5 | 3 | 3.2 |
カナダ向けに最適なeSIM
旅行で必要なタイプのeSIMは毎回様々な理由により違ってきます。なので、ここまでは、eSIMを購入するために比較する際の注目するべきポイントをいくつか挙げました。ここからは、私たちの経験を元に、旅行でのスマホの使い方にあったeSIMプランはどれか紹介します。
旅行中はなるべくギガ不足になることを避けたいですよね。ならば、無制限データプランのeSIMが最適です。カナダでは、無制限データプランを使えるeSIMはありません。なので、HolaflyやMaya Mobileのような、大容量ギガを提供しているeSIM販売店から購入するしかありません。
旅行に必要なデータ量を推測するのは難しいと思います。以下で、普段使われるSNSや動画配信サービスを利用する際に消費するデータ量を表にまとめましたので、参考にしてみてください。
アプリ | 1時間あたりのデータ消費量 |
0,12GB – 0,18 GB | |
0,12GB – 0,18 GB | |
0,06 GB | |
Tiktok | 0,18 GB – 0,8 GB |
Netflix | 0,3GB – 7GB |
Youtube | 0,14GB – 1,7 GB |
Amazon Prime | 0,8GB – 6GB |
eSIMの設定は、一瞬で完了するほどシンプルですが、設定手順がさらに簡単に行えるように工夫する販売店もあります。その快適さを体験するためには、まずお使いのスマートフォンが購入する販売店のeSIMと互換性があるかを確認することです。互換性については、各販売店のウェブサイトで確認することができます。
カナダ向けeSIMの購入については、HolaflyとSimOptionsの場合公式ウェブサイトから購入が可能です。Truphoneなどは、アプリからしか購入ができないeSIM販売店があります。
Holaflyのサイトは、直感的に操作できるので非常に使いやすいです。一方SimOptionsは、情報が多すぎて分かりにくいです。
アプリを通じてインストールする方法を提供しているのはAiraloとTruphoneの2社です。Holaflyはアプリを導入していますが、手動でインストールするためのコードをアプリから取得することができるので、パソコンがない場合でもインストールができます。Holafly、Airalo、SimOptions、Maya Mobileの4社は共通してeSIMを購入後、QRコードをEメールで送り、それをスキャンする方法でインストールができます。
eSIMを購入する際に確認するべき点は、カスタマーサポートサービスです。インストール時のお手伝いや何かわからなかったり、困ったりした際には、相談できる窓口があると助かりますよね。Maya MobileやAiraloなど、ほとんどの販売店はチャットボットを導入していますが、英語でしか対応しないうえ、返答に時間が掛かります。SimOptionsの場合は、マーケットプレイスなので、選択したeSIM販売店に寄ります。Holaflyのカスタマーサポートサービスは特に優秀です。WebチャットやLINEでは1分以内に返答するほか、日本語を含む6か国語で対応しています。
旅行中はいつでも他のデバイスとテザリングができるようにしたいですよね。Airalo、Ubigi、SimOptionsで紹介されている一部の販売店はテザリング機能が使えるようになっています。
他にも、eSIMを購入する際に一番重視するポイントは料金ですね。格安な販売店はAiraloやMaya Mobileですが、データ量が少ないため、旅行中にギガ不足になる可能性が高くなります。なので、結局はデータチャージする羽目になり、費用がかさむことになります。追加料金なしでデータ通信ができるようにするには、初めからお金をもう少し費やして、Holaflyのような大容量データが含まれるeSIMプランを購入した方が安心です。
HolaflyのeSIMは、やはりカナダ旅行に最適な選択肢です。理由は、十分なデータ量と多言語で対応し、一分以内に返答する充実したカスタマーサポートを提供しているからです。Holaflyなら、旅行中にギガ不足になる心配はありません!
カナダでインターネットを利用できるその他の方法
eSIMは、カナダでインターネットに接続するために一番最適な方法です。おすすめする理由として、eSIMのメリットや使いやすい点を以下の表でまとめました。また、旅行中に利用できるその他の選択肢をいくつか紹介します。
快適 | ・お申込み完了から最短即時開通・旅行前からオンライン上で購入可能・インストールが簡単で、物理SIMとは違い、契約中のSIMの差し替え不要・渡航先へ到着後、店舗に寄らず、ネットに接続可能・旅行期間とそのニーズに合ったプランが見つかる・ポケットWifiのように、充電の心配なし・ポケットWifiのように、他の端末の持ち運びは不要 |
安心 | ・SIMカードやポケットWifiとは異なり、eSIMなら24時間サポートを受けることが可能・スマートフォン以外の端末を紛失する心配はない |
安全 | ・ハッキングの危険性がある公共のWi-Fiネットワークの使用を避けることができる・無料Wifiを使用するために個人情報を入力する必要はなし・SIMカードのように、手間のかかる携帯端末の操作は不要 |
1. SIMを出発前に購入する
物理SIMカードは渡航先の店舗やオンラインショップから手に入りますが、「Passporter」で推奨しているのは、余裕をもって出発前に購入することです。ただし、インストールは必ず渡航先に着いてからにしましょう。
信頼を誇るeSIM販売店「Holafly」は、カナダ向けeSIMプランをいくつか提供しています。公式ウェブサイトでは、30日間利用できる10GBと20GBのデータ量が含まれたプランを4,440円と5,400円から購入できます。また、もし北米大陸を周遊する予定なら、北アメリカ周遊プランを用意しています。プラン内容は、15日間で6GBが5,700円から利用できます。
2. 日本大手キャリアの海外データローミングサービスを利用する
既にご存じだと思いますが、日本の大手キャリアも海外ローミングサービスを提供しており、旅行先でネット接続や通話が利用することができます。契約中のキャリアに直接申し込むだけなら、便利そうですが、このサービスの大きなデメリットは高額な請求です。出発前にローミングサービスの詳細について、キャリアに確認ををすることが大事です。
メリット | 端末にインストールするものは一切なし別途サービスを申し込む必要はないSMSや通話の送受信やネット接続がすぐに利用できる |
デメリット | 高額なサービスである知らずにデータローミングの設定が有効になっていることがある契約中のキャリアがこのサービスを提供していない場合がある |
カナダでローミングサービスが利用できる携帯会社は以下の通りです:
携帯キャリア | 各サービスの料金とデータ容量 |
楽天モバイル | 2GBまで無料・ 追加は1GB / 500円 |
docomo「パケットパック海外オプション」 | 1日当たり / 980円 |
docomo「海外パケ・ホーダイ」 | 無制限データが1日 / 最大 2,980円 |
au by KDDI「世界データ定額」 | 1日当たり / 980円 |
au by KDDI「海外ダブル定額」 | 無制限データが1日 / 最大 2,980円 |
Softbank「海外あんしん定額」 | 1日 3GB / 980円3日 9GB / 2,940円 |
Softbank「海外パケットし放題」 | 無制限データが1日 / 最大 2,980円 |
3. カナダでポケットWi-Fiをレンタルする
ポケットWi-Fiとは、小型なWi-Fiルーターを持ち運び、いつでもどこでもネットに接続できる通信機器です。大きなメリットは、複数のデバイスとテザリングができるところです。その分、割高な料金となっているのがデメリットです。
カナダでポケットWi-Fiを提供している会社はTravelers WifiとMy Webspotです。それぞれのレンタル料金は1週間単位で約8650円、1日単位で$12.50(約1630円)です。
メリット | 一度に複数の端末が接続できる好きなギガプランが選べる携帯端末にインストールするものは一切ない |
デメリット | 割高な通信手段選択肢は少ない長期間の契約が一般的データプラン料金とは別途で通信端末のレンタル料金と送料が掛かるバッテリーの持続時間は最長で6時間複数人で利用する場合は、全員同じ空間にいなければならない常に持ち歩く必要があるため、紛失する恐れがある |
4. カナダで無料Wi-Fiに接続する
無料Wi-Fiスポットは空港、博物館、ショッピングモール、カフェ、公園、歴史的建造物まで、色々な場所で設置されています。Wi-Fiスポットを検索できるアプリもあり、利用すれば滞在している地域のフリーWi-Fi状況が確認できます。ちなみに、FacebookにもWi-Fiスポットを検索できる機能があります。
こうしてみると、無料Wi-Fiは結構充実していて便利だと思いたいところですが、利用する際に注意しなければならない点は、セキュリティー面です。フリーWi-Fiを通じて通信をしている最中、第三者に個人情報などを盗み見られる可能性が高いため、危険です。なので、オンライン決済等を行う場合は、安全な通信環境に接続できるまで、フリーWi-Fiの利用を避けましょう。
メリット | 無料で接続可能携帯端末にインストールするものは一切ない |
デメリット | フリーWi-Fiスポットが簡単に見つからない場合がある通信が不安定で、速度が遅くなることがある多くの場合、利用登録フォームに個人情報を入力することがあるWi-Fiスポットにより、利用できる時間が限られている接続するためには、常にWi-Fiスポットの近くにいる必要がある第三者からの通信内容ののぞき見や、乗っ取りの被害にあうリスクが高い |
カナダ旅行でインターネットに接続する方法に関してよくある質問
Apple、Samsung、Motorola、HuaweiやGoogleなど、大手スマートフォンメーカーの最新携帯モデルならeSIMに対応しています。しかし、念のためeSIMプロバイダにeSIM動作確認済みの機種がどれなのか、直接相談することをおすすめします。
インターネットの無制限プランはありませんが、Holaflyのカナダ向けeSIMや北米向けeSIMなら無制限プランが利用できます。
SIMカードは実店舗またはオンラインで購入でき、その配達期間は48〜72時間です。中には、当日発送を実施している会社もあります。
eSIMのアクティベーションには、ネット接続が必須です。なので出発する前、または滞在先に着いてから行うようにしましょう。
無制限データプランでは通常、テザリングが利用できません。データ量があらかじめ決められているプランなら利用可能です。
返品は可能です。ただ、eSIMを購入する前に、Holaflyのウェブページ、holafly.com で返品・返金、またはキャンセルポリシーの内容を注意して読みましょう。
Holaflyは、2018年にスペインで設立された会社です。2019年からは、eSIMの販売を開始し、今は40万を超える顧客に選ばれている会社です。その中にも人気旅行ブロガーやユーチューバーがいるので、信頼度の高いサービスを提供しているといえるでしょう。
口コミサイトTrustpilotでは、Holafly社に一万件以上の高評価なレビューが寄せられていて、5点満点中4,6点の「優良」という最高評価を得ているので、評判はいいといえるでしょう。
Sim Optionsは香港に設立された会社です。低評価なレビューと高評価なレビューの件数の差はさほどなく、Trustpilotでの評価は3,8点と、Holaflyよりも低く評価されています。
Maya Mobileはアメリカで設立されたMaya Virtual Inc.が所有している会社です。口コミサイトTrustpilotでは、4,5点の平均評価を得ているので、評判は良いといえます。
AiraloはTrustpilotで3,9点の平均評価を得ているので、評判は良いといえます。
※ 1€=130円(2023年1月時点)で換算しています。
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